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SEMentor
ネットワーク 約8分

TCP/IP の基本

ネットワークの基礎であるTCP/IPプロトコルスタックの仕組みを理解する

TCP/IP とは

TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)は、インターネットや企業内ネットワークで標準的に使われるプロトコルスタックです。OSI 参照モデルの 7 層を実用的に 4 層にまとめた構造を持ちます。

TCP/IP の 4 層モデル

名称代表プロトコル
4アプリケーション層HTTP, HTTPS, FTP, SMTP, DNS
3トランスポート層TCP, UDP
2インターネット層IP, ICMP, ARP
1ネットワークインターフェース層Ethernet, Wi-Fi

TCP と UDP の違い

TCP(コネクション指向)

TCP は信頼性を重視した通信プロトコルです。

  • 3 ウェイハンドシェイクによって接続を確立
  • データの到達確認(ACK)と再送制御
  • フロー制御・輻輳制御
  • 用途:Web 通信(HTTP/HTTPS)、ファイル転送(FTP)、メール(SMTP)
クライアント          サーバ
  |-- SYN ---------> |
  |<-- SYN+ACK ----- |
  |-- ACK ---------> |
  |===== 通信開始 ====|

UDP(コネクションレス)

UDP は速度を優先した通信プロトコルです。

  • 接続確立なし、最小限のヘッダ
  • 到達保証なし、再送なし
  • 用途:動画・音声のストリーミング、DNS クエリ、オンラインゲーム

IP アドレスの基礎

IPv4 アドレスは 32 ビットの数値で、ドット区切り 10 進表記で表します。

192.168.1.100

クラスレスアドレッシング(CIDR)

192.168.1.0/24  → 192.168.1.0 ~ 192.168.1.255(256 アドレス)
10.0.0.0/8      → 10.0.0.0 ~ 10.255.255.255(16,777,216 アドレス)

サブネットマスクの /24 は先頭 24 ビットがネットワーク部であることを示します。

まとめ

  • TCP/IP は 4 層モデルで構成される
  • TCP は信頼性重視、UDP は速度重視
  • IP アドレスはネットワーク部とホスト部に分かれる

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